バランスと計算
ヤシの木の上に取り残されてしまった子どものゾウさんを協力して下におろしてあげるゲームです。木の上はグラグラバランスが悪く、安定した場所を探すためには計算が必要です。
ゾウさんは木のてっぺんの葉っぱの真ん中にいます。
遊び方
みんなはおさるさん
2〜4人で遊びます。みんなは木登りが得意なおさるさんです。木が傾いてゾウさんが落ちてしまわないよう、上手にバランスを取りながらゾウさんを木の端へ連れていきます。ゾウさんが20のところまで移動できたら下におろしてあげられます。
おさるさんたちの位置は手持ちのカードの数字で決まります。同じ数字の場所におさるさんを移動します。20以上の数は扱わない初級者ルールと、それより大きい数を扱う上級者ルールがあります。
カードの数字は、他の人が持っている同じ色のカードであれば、その数字同士を足したり引いたりして数字を変えることができます。使ったカードは脇に置き、また新しくカードを引きます。
計算は合ってる?
足し算や引き算が合っているかどうか、カードで確かめることができるようになっています。
初級者ルールは青の数字を使うので1と4。
カードを裏返して青のパートを重ねると、足せば5、引けば3、答を合わせられるようになっています。
上級者ルールは緑。数字が大きい。ちょっとドキドキ。
でも大丈夫。落ち着いて計算してみましょう。
足す、引く、どっち?
さあ、みんなで相談です。これから動かすおさるさんはどの数字のところに置きましょうか。それによって、他のカードの数字と足すのか、引くのか、他のカードとは合わせないのか、決めます。おさるさんを置いた位置でバランスがグラっと変わってしまうのですから、どこに置くかは大切です。
木のてっぺんの黄色のパーツで葉っぱを支えています。落ちそうで落ちなさそうで落ちてしまう絶妙の加減です。
このバランスを立て直さなくては!誰も落ちないでうまく移動させることができたら、ゾウさんも動かすことができます。ただしこのときもバランスに気をつけて。進めば進むほど釣り合う位置を見極めるのが難しくなります。