みんなでおばけになる
このゲームは、ベースはすごろくですが途中でコマの形がみんな同じものに変わってしまいます。どのコマが自分のおばけなのかわからなくなってしまうのがおもしろいところ。自分のおばけを忘れないようにじっと良く見ておきましょう。うっかり他の人をゴールさせてしまうこともあります。
遊び方
ボードを開きます。ぐるっと高い塔への階段が囲み、真ん中は階段からずっと下を覗き込んでいるよう。なんだかおばけが出てきそうです。
階段のステップがすごろくのマスになります。階段をどんどん登り、最初に塔のてっぺんに到着した人が勝ちです。
自分のコマの色を決めスタートに置きます。何人で遊ぶときも、コマは4つとも置いておきます。サイコロを振って、出た目の分階段を進みます。サイコロは1〜4までの目と、おばけの目が2つ。
おばけの目が出たときは、おばけコマを好きなコマにかぶせてしまいます。中のマグネットで自分のコマはおばけコマにくっついてしまうので、そのコマは完全におばけになってしまいました。
ゲームが進むと、どんどんみんながおばけになっていきます。おばけコマは全部見た目が同じなので、どれが自分のコマだったかわからなくなっていきます。それでも自分の手番では、自分のコマと信じたおばけを進めていきましょう。
全員がおばけになってからおばけの目が出たらどうするか。好きなおばけのこま2つの場所を入替えます。せっかく先を行っていたおばけコマが最後尾に戻されてしまうことも起きます。ここで記憶違いをしていると自分で自分のコマを最後尾に持っていってしまうなんて言うことも起きます。おばけコマが誰のものか、ひっくり返して確かめることはできません。
そうして、誰かが最初にゴールしたら、おばけコマをひっくり返して色を確認しましょう。その色の人が勝ちです。あなたのコマでしたか?
前半3分の1
だいたい最初の曲がり角の辺りで全員がおばけになってしまうことが多いです。ここからがこのゲームのおもしろいところになります。おばけが出るたびにおばけたちの場所が入れ替わり、最初はしっかり覚えていたはずなのに、もうわけがわからなくなってしまうことも。最後におばけの色を確かめるまで真の勝者はわからず、ラストに一段と盛り上がります。記憶のゲームによくあることですが、子どものほうがしっかり覚えています。