アウリス社のグロッケン
アウリス社のグロッケンは、かまぼこ型の特殊な真鍮合金の鍵盤と、それを支えるカエデ材の硬い台座によって、澄んだ音が美しく響きます。この鍵盤に合わせたマレットは、硬いゴム製と木製が1本ずつ。付属のマレットを使うことでこの楽器の響きを最大限引き出します。ゴム製と木製では響きが異なります。違いを味わってください。
ペンタトニックとは
ドレミファソラシの7音から2音を引いた、5音からなる音階です。シェルズグロッケン・ペンタトニックではドとファの音がありません。レミソラシレミ(レとミは1オクターブ上の音も含まれています)5音階7音の楽器です。この5音は、ハーモニーになる音階同士で、音が残って重なっても美しく響き合います。いくつかの音を鳴らすだけで音楽的な表現になり、耳に心地よい。音数は多くありませんが、意外といろんな曲が演奏できます。ペンタトニックで演奏できる楽譜がついています。
適した年齢は?
鍵盤がストレートに配置されているシェルズグロッケンは、アウリスグロッケンと比較すると音がソフトです。音は長く残らず、短音が明快に響きます。1歳ころから、自分で叩いて遊ぶことを考えてデザインされています。
シェルズグロッケンの鍵盤を支えているのはフェルト素材。アウリスグロッケンは、この部分がゴムになっています。響きの違いはここにもあります。
お手入れについて
素材の特性から、だんだんと曇りや傷が見られるようになります。鍵盤は、市販の金属磨きでのお手入れが最も一般的です。鍵盤に沿って、縦に磨いてください。横磨きはメーカーによるとオススメできないとのことです。
台座は、乾拭き、またはツヤを出したいときはミツロウワックスなどで磨きます。