気が抜けないゲーム
ドイツ・デュシマ社の木製ゲームです。デュシマ社は、積木をはじめとした木製品に定評があり、近年はゲームの開発も積極的に行っています。しっかりとしたつくりで傷みに強く、同じ年齢の子どもたちが遊ぶ集団の場にもおすすめです。
アップサイドダウンは、場の状況がどんどん変わっていくのでよそ見していられません。よく見て集中を切らさずに。と言っても、木の質感は手に優しく、ゲーム中に聞こえる木と木の軽やかな音、香り、色と、感覚に気持ちよく遊べます。
遊び方
2本の柱に5つの楕円パーツを通しています。楕円パーツには中央に穴があいており、重ねると、上から下まで穴が通ります。この穴に、5色の色円柱を入れていきます。最初に入れた、一番下までストンと落ちた色は青、次は緑…とみんなで色の順番を覚えておきます。
色サイコロを振り、出た色の円柱が何段目のパーツにあるか思い出しましょう。当たっていたらその円柱は抜き取り、一番上から入れます。当たっていた色と同じ色の木製チップを受け取ります。
タワーの中の色円柱の順番は、当てた色を上から入れ直したことで変わったかもしれません。4段目にあったものが5段目に移動しているかもしれません。記憶も入れ替えです。
このように、次々変わる色の位置に対応しながら色チップを集めていきます。色チップを5色全部集めたら勝ちです。同じ色ばかり続いても大丈夫。同じ色2枚を好きな色のチップと交換することもできます。
色サイコロで白が出たら全部見ることができるなど、ボーナスルールもあります。
スライドパーツを持ち上げると色円柱が出てきます。
アレンジルール
構造はシンプルなので、ルールがアレンジしやすくなっています。説明書にはバリエーションルール、上級者向け、1人用ルールなど、遊び方が紹介されています。年齢や、遊ぶ人たちに合わせて遊び方が工夫できます。
緑は確か3段目だったはず…あ、黄色だった。
間違ったらまたスライドパーツをもとに戻します。