9月23日に、クルテク10周年感謝企画としてお話しをお願いした、『こどもの本とおもちゃの専門店 百町森 柿田友広さん』のことを、もう少し詳しくお知らせしたいと思います。
百町森さんは、今年で35年になります。静岡県静岡市に、そのお店はあります。講師の柿田さんは、百町森を立ち上げた、現オーナーさんです。私は、昨年百町森さんが企画するドイツでの保育セミナーに参加させていただいたことからご縁ができましたが、もちろんそれ以前から、百町森さんでお買い物し、百町森さんが発信する情報から学ばせて頂いておりました。
なかなか、自分の思いに自分で気づくのは難しいことがありますが、誰かが発信した内容から、「そうだ!自分もそう思っていたんだ!」と思い当たるきっかけになることはあります。百町森さんは、私にとってそんなお店です。
柿田さんの著書『プーおじさんの子育て入門』は、自分の育児中にも繰り返して読みました。子どもに媚びない考えに共感しました。媚びるということは、見下げることでもあります。でも、媚びた方がウケが良いので、子どもを取り巻く環境は当たり前のように子どもに媚びたものでした。その中ではっきりとそうしないと宣言していたのはカッコ良かったです。それでいて、子どもに対して厳しく当たるということではなく、ちゃんと子どもの思いを汲み、要は一人の対等な人間としてきちんと向き合うところが、真似したいと思ってきたことでした。これまた、だからといって大人と同じ扱いをするわけでもないのです。子どもは、子ども時代にしか持てないものを持っています。それは大人のサポートによってその子がこの先行きていく原動力になります。それをきちんと理解し、支えていくことを大人の役割としたところに、もうしびれてしまいました。そこに、大切な材料として私の大好きなおもちゃが挙げられていた。美しいだけでなく、子どもの育ちをきちんと助けるものであった。そんなことを百町森さんから学びました。今も学んでいます。
聞いてみれば、ああ、自分もそのように子どもと向き合いたい、と思われる方も多いと思います。
今は、家庭だけではなく、保育現場もその理想を追って欲しいという願いを持って百町森さんは進み続けています。
そんな柿田さん、威厳ある凛とした方なのでは…?とご期待いただいたとしたら、私の印象はノー!です。
とても親しみやすい方で、私のような若輩者にも決して威張ることなくいろんなことを教えて下さいます。トラブルが起きると「あらら〜こまりましたね〜」とあまり困っているように見えないので、なんだか何ごとも大したことないように思えてきます。時々目が丸くなるようなギャグが出るので応戦の構えが必要です。
あとは…ぜひ9月23日に直接お会いしてお話を聴いていただけると嬉しいです!