ボードの下にしかけあり
プレーヤーはそれぞれボード上のマス目を移動して、自分の目指す宝物チップを集めていきます。マス目は前後左右に動けます。ボード上には特に障害となるものは見当たらず、簡単に辿り着けそうに見えます。
しかし、ボードの下にあらかじめセットされた障害があるのです。これを避けながら目的へ向かわなくてはいけません。
遊び方
まず、ボードを持ち上げて取り外します。
迷路の障害となる木の板を、説明書通りに、難易度を選んで(2段階あります)差し込みセットします。
ボードをかぶせ、セットした木の板が見えないようにします。
プレーヤーは自分のコマの色を決め、四隅のどこかからスタートします。コマには強い磁石が仕込まれています。
ボードを挟んで、鉄球とコマを磁力で固定します。コマを動かすと、鉄球も一緒についてきます。
袋からチップを取り出し、同じ絵柄がボードのどこにあるかを確認します。目指すのはチップと同じ絵柄の場所。マスの上を、前後左右にコマを進めて目的地に向かいます。進める数はサイコロ目で決まります。
コマがマスを動くとき、間に木の板があると、そこで磁力が外れて鉄球が下に落ちてしまいます。こうなると失敗です。スタート位置に戻ってまた鉄球を取り付けて、次のターンに再スタートです。
次は、前回落ちた場所は通らないように、どこで落ちたかよく覚えておかなくてはいけません。
そうやって仕切り板を回避しながら先に5個のチップを集めた人が勝ちです。
ここがおもしろい
見えない壁に当たったとき、鉄球がゴロンと落ちていく感触。あーっと残念な気持ちと、手に残る手応えがこのゲームの醍醐味です。何度か失敗を繰り返し、他のプレーヤーが通る道をよく覚えて、順調に進み、目的地についたときの満足感もひとしおです。
大人になると、何ステップも覚え続けるというのが面倒になってきてしまうのですが、子どもは真剣に正確に覚えます。真剣勝負で挑んでください。