おもちゃで遊ぼうday2、平日でしたがたくさん遊びに来ていただいて嬉しかったです。
なぜこんなことを企画したかというと、良いおもちゃで遊んでみていただきたいから。きれいですし、おもしろいです。良くできていると感心します。おもちゃづくりに込められている思いを伺うと、人を大切に思う気持ちを知り、安心で心が前向きになる。遊び込むという体験をし、いろんな力が伸びる。おもちゃが一人ひとりのらしさに寄り添ってくれて、その人らしくいられる。
おもちゃで遊ぼうdayの環境は、ドイツで見学させていただいた幼稚園のお部屋に全部ありました。いや、もっとありました。子どもが毎日おもちゃで遊ぼうdayで過ごすことが当たり前のこと。しかも特別な私立園ではなくて地域の公立園でも。
もっともっと日本の保育現場にもおもちゃがあって悪いことはないと思います。なぜあまりないのだろう。ひとつは、出会っていないからだと思います。私がそうでした。おもちゃをしっかり使う現場に入るまで、たいして関心はないし、なくてやっていたことに特に不自由も疑問もなかった。出会ってみたら、はまる方は一定の割合でいらっしゃると思います。私がそうでした。地道に、実店舗やイベント、講習で出会いの機会を増やして、おもちゃファンが増えてくださるのを待ち続ける。現場におもちゃが必要と思っていただけたら、導入の壁は思ったよりは高くないと感じています。
長年、保育現場におもちゃということを考えて、学んできたので、信頼していただけるととてもありがたいです。度々お伺いしたりということはなかなかできないですが、選ぶところから後々のメンテナンスまで、知識を蓄えてできるだけ必要にお応えできるようアップデートに努めています。せっかく取り入れたおもちゃがその価値を失わないように、おもちゃのことはお任せいただけたら張り切ります。どうか、できるだけたくさんの、おもちゃ遊びを必要としている子どもさんにその経験が行き渡りますように。