今日はまたトリコラージュさんの絨毯のこと。
マルクトプラッツクリスマスマーケットの打ち合わせで、ふらっとお店に立ち寄った時に目に入ったグレーの絨毯が、他と違う印象で、立ち止まりました。このデザインは、オーダーされたお家のお子さんの絵なのだそうです。そう思って改めて見ると、子どもしか描けないような線がちゃんと絨毯に再現されていました。子ども時代の絵を絨毯に残そうと思うことがとても素敵で、ますます見つめてしまいました。
絨毯のデザインはオーダーできるそうです。織り上がるまでに1年ほどかかることもあるようですが、ちょっと先のことでも楽しんで待てることを豊かだと思うようになってきました。私、なかなかできないですけどね。
クリスマスマーケットにご参加くださっていたFDstyleさん、イベント期間中3Dプリンターを稼働し、クリスマスツリー型ティーライトキャンドルを量産してくださっていたのですが、イベント終わってからもクオリティの追求。今なお製品が進化している。止まらない。
おもちゃだったり、絨毯だったり、プロダクトだったり、対象はそれぞれですが、ものづくり、またものを作っている人にハマった人たちが点々としている、クルテク周辺はおもしろいエリアです。普通の会話をしているとお互いにワンテンポのずれを自覚しますが、製品の話になると真顔で早口で話が長くなる。そして、自分の知らなかった世界で起きているものづくりの話は興味深いものです。こだわりの個人商店、ユニークです。入りにくいですけど、入ってみて、ほぐれてくると、おもしろいです。