愛とはめんどくさいもの、とのこと

2022年の店内を大掃除で締め、2023年は全て整えて新年の営業を始めたいところでしたが、実際は店内に仕事を残したまま、掃除も手つかずのまま2022年を後にし、2023年はバタバタと店のお掃除からスタートしました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

私が一人暮らしであれば、店にこもり年内にやりたいことをやり尽くして、すっきりと2023年を始めたことでしょう。でも家族があり家族の都合があり、それに伴う家での仕事もあります。自分には仕事に夢中になってしまうところがあり、やってしまいたい仕事を抱えているときは家のお世話を足かせに感じることもあります。

もし子どもがいなかったら、結婚してなかったら、という自分だけのために生きる(という錯覚?)可能性をつい妄想してしまうことはアリだと思います。誰だって、もしそうならあれもこれもできただろうにと、一度は思うのでは。全くもって家族というものは思い通りにならず。

最近見かけた言葉があって、それ以来なんとなくまあ仕方ないかとスッと切り替わっています。それは『愛とはめんどくさいもの』というもの。ああめんどう、ああ不自由と感じるのはそこに愛を持っているからと思うことが免罪符になっているのかもしれないですが、意外と気づきでもあったりするようです。面倒なだけの存在というわけではないのか、という。

そんなわけで、今日今年最初にお店を開き、ご来店いただいている中で店内メンテナンスも続いておりましたが、そしてまだ続きが残ったまま今日も終えてしまいましたが、心地よい空間を追求し続けて参りたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。