ゆっくりをカタチに
ぽれぽれpolepoleとは、スワヒリ語で「ゆっくり」という意味です。ひとつひとつ丁寧に、手作業で時間をかけて制作しています。
まず木を選び、ゆっくりと天日干し。よく乾かしたら下書きしてカット。ノミをつかって大まかに整え、彫刻刀で荒削りします。続いてオーブン室で乾燥、それから紙やすりでつるつるになるまで仕上げます。
模様は、ひとつずつ、手で塗っていきます。塗料を乾かしてできあがり。サイズは5から8cmです。
ファルカタの木
ぽれぽれ動物は、インドネシアのバリ島にある専用工房で、大勢の職人さんたちによって生産されています。
使用しているのはファルカタの木。日本だと南洋桐と呼ばれています。柔らかく軽い木です。大変成長が早く、伐採による森林破壊を起こしません。痩せた土地も肥沃にします。白い部分を使いますが、製作中に木目が出てくることがあります。それは、個体の特徴としてお楽しみください。
つるつるの手触り
ずっとなでていたい、つるつるなめらかな仕上がりです。全部手でヤスリがけと思うと、気が遠くなりそう。気持ち良い手触りと、ゆるやかなかたちと無垢な表情に、心がほどけてきます。お気に入りの動物をとっておきの場所に飾ってお楽しみくださいね。