プレゼントのご相談でよくあるのですが、『親としてはあまり遊ばせたくないもの』を狂おしく欲しがる姿を見て親も迷いに迷ってしまうこと。
小さい子ならレンジャーものだったり、大きくなればDS、女の子はタッチパネルで通信できて写真も撮れて、みたいなコミュニケーションのツールにもなる、そういったものですよね。すみません、具体的な商品名をあまり知らないのです(^_^;)
お話しをお伺いしていると、一度は買って与えてみることにした方と、一度は買って与えてみようと思ったけど結局やめた方と、半々くらいでしょうか。そして興味深いのは、一度は買って与えてみたけど次からまたそういったおもちゃではないものに戻ってきたという方がとても多くいらっしゃるということ。
それで思ったのは、まだいろいろ欲しがるということがない2〜3歳位までの間に、親御さんが真剣に遊びを選んで欲しいなと言うことです。その頃までの遊びは、大きくなって色んなものに目を奪われるようになっても、原体験として残っているんだなあと感じます。ちゃんと遊んできた子は、好奇心も旺盛です。おもしろそうな新製品に心を奪われることもあるでしょう。でも、もう自ら工夫してつくり上げる遊びができなくなったわけではなさそうです。それを求める気持ちも残っているようです。
できれば6歳ころまで、できれば9歳ころまで…ちゃんと遊ぶ期間は長い方が良いと思いますが、子どもの力も思ったよりずっと信頼できるものであるなあという印象です。
迷った時は、お子さんの姿をよく見て、それで判断したことは多分あまり間違っていないと思いますよ。