新潟空港からプロペラ機に搭乗して新千歳空港へ。プロペラ機は音が大きいのと振動が激しい。席はプロペラの真横だったので、多分どの席よりもその影響が大きかったのでは。機体が小さいので、お天気が悪いと揺れも木の葉のように大きくて怖く、気分もいまいち。
仕方ないです。新潟から直行便が出ているだけでもありがたい。90分で北海道に着いてしまうのも素晴らしいことです。
北海道に飛んだのは、お会いしてご挨拶したい方があったからです。
札幌には家族が住んでいることもあって、気軽な気持ちで行きました。家族とは、車を借りて秋の富良野と美瑛をプチ旅行しました。札幌から片道3時間前後かかります。いくら長い新潟でも、さすがに県外に出てしまう距離です。とにかく広い場所ですね。道路を走っている間、リスも鹿も目の前を横切りました。半分以上移動時間でしたが、秋の大地を楽しみました。もう寒くなっていましたが、半分意地でソフトクリームも食べて、いっそう冷えました。
翌日は小樽です。
前半は一人で小樽観光。インバウンドを意識したお店も多く、それは、自分が求める世界観と違っている気がしてなんだかなあといつも思います。もう現代日本の日常にはないものを半ば強引に表現していることが、キャラクターをつけておけば喜ぶといったような、子どものおもちゃにみられる媚に通じると感じています。本当にそのものに尊敬があるなら良いのだけど。が、にぎやかな通りを歩くに連れてやっぱり楽しいなと感じる気持ちのほうが大きくなり、何往復もしました。
そして午後、メインの目的が果たせて、良い旅路でした。直接お会いすることができる日々が戻ってきて良かったです。見たこと、お話しさせていただいたこと、そして感じたことが、またひとつ自分の中に積もりました。
この日は2万歩ほど歩きました。