保育講座・遊びを活かす環境づくりレポート

遊び環境コーディネーター・横尾泉さんをお迎えし、保育講座を開きました。受付開始から定員はすぐに満たされ、期待の高さを感じました。

子どもの生活は遊びが中心であることは広く認知されてきたように思います。そのための道具としてふさわしいおもちゃにも関心が集まってきていることを嬉しく感じていたこの頃でした。

ただ、おもちゃを用意して、さあ遊んで!と思ったら、なんだかうまくいかないというお話も聞かせていただいております。そこで注目されているのが、遊びのための環境づくりです。

環境づくりが扱う範囲は広く、子どもを取り巻くもの全てが遊びの環境とも言えます。単に、布を垂らしたり、棚を配置するだけではありません。それより影響が大きいのが「人」なのかもしれません。生き生きと好きなことを楽しんでいる人には、大人も子どももつられてしまいます。まずは、現場で子どもの近くにいる大人が、子どもの遊びを引き出す素敵な環境となることから講座は始まりました。

好きなおもちゃを選び、語り、課題に取り組むうちに、ご自身でも気づいてなかった素晴らしい感性が引き出されてきました。楽しい!が伝わってきました。

おもちゃの魅力をふんだんに見せていただきましたが、受講された皆さんからもいろんなアイデアが生まれましたね。私たちも、ついその様子に見とれてしまいました。

講座の後は「楽しかった」というお声をたくさんいただきました。その楽しいは、子どもにもきっと伝わると思います。更に理論を深め、より良い環境づくりを目指していきたいと思いました。

遊びを活かす環境づくり講座へのご参加ありがとうございました。

横尾先生ありがとうございました!またぜひ、次回を企画させてくださいね。