6年ぶりの展示会

東京で開かれた輸入元さんの展示会に行ってきました。2年に一度開かれるものですが、2018年の次、2020年はコロナ禍で中止。2022年も、対面での開催準備を進めていただいていましたが、直前でまだ厳しい雰囲気で、オンライン展示会に切り替わりました。そして2024年今年、久しぶりの再開です。

今回はカタログも新しくなり、カタログ掲載の全品を見ることができるよう、おもちゃを並べてくださっていました。メーカーさんからのゲストは、CUBOROのエッター社長。会場にいらっしゃり、CUBOROのワークショップが開かれました。

CUBOROは大人でも初めて触れたら難しい遊びだと思います。ワークショップではCUBORO THE BOOKを見ながら簡単なコースを組み立てたり、クイズを解いたりしましたが、そんなにささっとできるものではないです。買ったのにお子さんが遊ばない、というときは、その時のお子さんにとって難しすぎるのかもしれません。でもとても良い遊びでおすすめなので、お忙しい中でも大人の方もじっくりCUBOROに向き合う時間を取っていただけるといいなと思いました。そばにいる大人の方が、どこが難しくてどこが楽しいのか掴んでくださっていると、子どもさんへのよいサポーターとなっていただけると思います。

新しいカタログに掲載されるおもちゃたちは、6年ぶりに新商品がズラリ!というより、原点に戻るという印象でした。長く愛されてきて、これからも遊び続けてほしい、生産されてほしいおもちゃを厳選したように思います。そして、大半がクルテクでもそう思っていたものと一致し、力づけられました。

そんな中でも、カタログでは把握していましたがまだ店内には取り入れていなかった新しい出会いもありました。

ほおずり人形・グース(グレー)は、ボディ部分は薄いタオルで、握りしめていたい子、口に入れていたい子の安心に。頭には指が入りパペットになります。ぐずっているときにグースさんが遊んでくれます。

パペットになるのがほんと良いです。動くということはなんて生き生きするのでしょう。ナンヒェンさん、もともと大好きですが、さらにお気に入りが増えました。

パターンコンペのパネルを眺めたり、新しいゲームで遊ばせていただいたり、デュシマの大型遊具を実際に見たりと、実りある展示会でした。そして、全国の木のおもちゃ屋さんとお会いできることも楽しみです。お久しぶりの方にたくさんお会いできました。輸入元の会社の方にもご挨拶できました。

この6年の間におきた変化は大きいです。いい方向に変化していると感じている人は多分誰もいない。木のおもちゃの世界も厳しい面に立たされています。でも、好きな人がこの魅力から離れてしまうことはないとも思います。ご紹介を続けていくことに励ましを得ました。

展示会翌朝、早朝の新幹線で新潟に戻り、店に直行して、気持ち新たに開店しました。