【krtekスタディツアー2024レポートNo.1】前日秋田入りからの初竿燈祭り

krtekスタディツアー2024前日となりました。明日に備えて前日に秋田入りします。荷物は揃えました。どこに何があるか、すぐに出すものなど確認して、何度も行程表を読み込み頭に入れました。この日までに、参加者の方からは体調不良や不慮のアクシデントなどの連絡は入っておりません。良かった。みなさんが元気で集まることができますように。

秋田までは、新潟から特急「いなほ」が直通で出ています。3時間半と少々長旅ですが、乗換なしはありがたいです。明日からのコンディションを万全にするため、グリーン車に乗ってみました。

特急いなほのグリーン車は名物車両らしい。前後に壁の仕切りがあり個室のようです。座席が1列と2列のゆったり仕様。何よりも、利用者が私を含めて2人だったので、ほぼ一車両貸し切りのような状態でフルリクライニング。手足伸ばしてくつろいで向かいました。揺れも、通信の悪さも、単調な景色も平常運転。到着する頃に日が暮れ始めました。

秋田駅から、明日みなさんがそろう「ハラッパAFTERSCHOOL」さんまでの道のりを確認します。 バスだったらここね、歩くならここね、と。

秋田駅前は、コンパクトできれいという印象です。商業施設より文化施設が印象に残ります。徒歩圏内に劇場、コンサートホール、託児もある子育て支援センター、文化創造館、美術館などがまとまっています。美しい千秋公園も整備されています。駅前をこのようにデザインしているのは文化的で良いなと思いました。訪れるハラッパAFTERSCHOOLさんもこの一角にあり、環境を十分に活かしています。

お掘りの蓮。満開のときは見ごたえのあることでしょう。
竿燈祭りの最中で、浴衣を着て歩いている人、聞こえてくるお囃子の音、賑やかで活気がありました。

無事、ハラッパAFTERSCHOOLさんに到着し、明日からの打ち合わせを少し。そして夜には竿燈祭りを案内していただきました。

竿燈祭りに詳しい地元のルミさんによく見える場所に連れて行っていただき、迫力ある演技をしっかりと楽しむことができました。ツアーの事前学習では『秋田』もテーマにあり、竿燈祭りについても学んだあとでしたので、いっそう楽しむことができました。

学びに出かけるときの事前学習については、そのやり方を昨年のデンマークツアーで経験しました。出発前に、調べたらわかることは前もって把握しておく。現地では、現地でしか味わえないことに集中する。

旅先では、嬉しくて珍しくて舞い上がってしまいます。何を学びに来たのか、事前学習があったことで、気持ちを落ち着けて立ち返ることができました。また、テーマの分担は、一緒に旅に参加する方たちの関心や考えを分けてもらう良い機会でした。旅の前の事前学習発表は、旅の後、旅の仲間となった人たちを思い浮かべながら振り返ると二度味わえます。修学旅行などでも事前調べ学習などありますが、ぜひ、旅の前には下調べも楽しんでいただけたらと思います。

ドキドキしながら秋田の夜。秋田も近年は暑くなっているようですが、それでも夜はエアコンは必要ありませんでした。おもちゃ屋仲間のルミさんに出会うまでは、秋田という地に縁がありませんでしたが、これでもう3回目になりました。訪れるたびに好きになっています。新潟もそうですが、日本海側は食べ物がおいしいのが自慢。