子育て講座の講師でした。
燕市浄勝会、小池保育園さん水道町保育園さん合同で、保護者の方向けに、子どもの育ちと大人の関わりについて。おもちゃが持つ役割のことをお話ししました。『しずかなおうち・きなり』主宰、公認心理士の丸山マチ子さんとダブル講師です。
私が、ひとつひとつのおもちゃについて、どんなおもちゃか、子どもはどのように遊ぶかを、マチ子さんがその遊びで何が育つかを、発達の順を追って、掛け合いで進めました。
小学校に入るまでに育ってほしいのは、読み書きや計算といったスキルより、学習に入るための姿勢。聞く力、見る力、話す力、手が動く、体幹を支えられる、集中、共同、共感、創造、想像、、、たくさんあって、子どもは子どもなりに忙しい。しかも、大人の意図でやらせれば育つものではなく、整えられた環境の中で、子ども自身が意欲を持って求めて来たときにそれは育つ。遊びの中にそれがある。大人もよそ見はしていられないし、待てる心構えが必要。
なんてことを、ボールをパスするように交互にお話しさせていただいた、講師としても楽しい時間でした。お互い、どんなボールを投げてもキャッチしてくれる安心感があり、こちらに戻ってくるまでに次のパス体制が整う。もちろん、実際のおもちゃたちがイキイキと動いてくれたからこそ。
幼児期に必要な育ちに忘れ物があったら、いつでもそこに戻ったらいいです。年長さんが玉転がしに夢中になっていても良いのです。食べ物と一緒で、今心と体に必要なものを自然に求めるので、用意して見守ってあげましょ。
終了後はマチ子さんとお疲れランチでした。燕市にはおいしいお店がたくさんあります。こんなお値段でいいの?という価格で