家族と送る年末年始

子どもたちが小さい頃は、年末から新年にかけての決まった過ごし方がありました。

それぞれ受験を控える時期が数年続いて、年末年始にも集まらず静かに過ごすようになり、ちょっと家族がバラバラの数年がありました。そして、今また落ち着いたときが戻り、その間に大人になった息子たちが揃って帰省して集まることができた今年の年末年始です。

クリスマスまで全力で仕事をして、年末の営業を終えたらもう大晦日直前です。以前はその数日で年賀状を作り、自宅の大掃除やおせち作りもしていました。子どもたちも大掃除の要員でした。年賀状は数年前から失礼するようになりましたが、大掃除だけはこだわっていて、しっかりやりたい。しかし、今年は久しぶりに家族が揃い、プレッシャーもひととき忘れることができる機会です。掃除は年明けに回すことにして、おいしいものを一緒に食べて笑って過ごすことを一番にしました。息子には、恒例の大掃除はやらないの?と聞かれましたが。やると言えば一緒にやったでしょうか。ボードゲームで大笑いして、大人だからお酒も入るようになり、夜更かしもできて。食材を、買っても買っても作っても作っても、気持ちよく食べきる息子たち。買い物に行っても足りるかどうかドキドキして、買い直しにでかけるこの感じが懐かしいです。

子育ては大変だった思い出がたくさんあります。でも、終わりますし、終わったあとはひとときの懐かしい時間はかけがえのないものになります。

そんなことをしみじみ感じている大晦日。

もうすぐ年が明けます。