2025年の始まり、今年もよろしくお願いいたします

能登の地震から1年、またお正月がやってきました。今年はお天気もよく、いろいろ穏やかで、いっそう1年前のことを痛ましく思い出します。石川県は生まれ育った場所で、能登も何度も訪れて、知り合いもいて、思い入れのある土地です。昨年末は、店も災害枠に認定されて、補助金を受けてバリアフリーの工事など施工させていただきました。いくら新潟も被災地だとしても、少なくとも自分の生活は何も変わっていなくて、申し訳なくてそうは思えませんでした。

困っている人、悲しみを抱えた人に対して、できることがない無力感に、心が麻痺しているのではないかと思うことがあります。

今年は、感じることを深めたいと思っています。これまでの経験で、旅行に行ったり、おいしいものを食べることにしみじみしてもそれは浅くて、人との出会いやお付き合いに大切なことが隠されているような気がしています。人と会い、話し、学びたいと思います。こういうことをゆっくり考えるのも、お正月に余白を持たせたからかもしれません。今年は余白も大切にしたい。そして、仕事に還元できたら一番良いです。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。