自宅の寝室にある本棚のことがずっと気に入らなくて、昨年思い切って中身を全部出して、本棚を処分しました。そしたら困ったのは出してしまった本の山。そもそも、寝室のレイアウト的に本棚を置くことが向いていない。もう息子たちは家を出て、彼らの部屋は空いているのだから、ひとつを書庫のようにしてしまえば良い。息子の部屋に新たに本棚を設置し、本を移動することにしました。
言うのは簡単ですが、作業は重労働です。重い本を抱えて2階へ何十往復。新しく買った本棚は2本。重くて大きいこれらを同じく2階に運び組み立てる。ホコリ落としなど本のメンテナンスをして、サイズや種類を分けて新しい本棚に並べる。1ヶ月かけて、なんとか一段落しました。
家族それぞれ好きな本の系統が全然違っていて、本棚は混沌としています。そんなところもけっこう気に入っています。
壁の一面がびっしり本棚になり、その本棚は本で埋まっていきます。なんと気持ちの良いことでしょう。買うだけ買っていつか読みたいと温めていた本に改めて対面し、プレッシャーを感じたり、一方でいつでも読めると安心したり。そしてまた気になる本があると買ってしまうのですが、まだ本棚にはスペースがたくさんある心の余裕。やってよかった本の整理。今年はもう少し本を読む時間も確保したいです。