今日は、コマけん玉ワークショップのイベントでした。アソボーレニイガタさんにお越しいただき、技術の上達や新しい楽しみ方を共有しました。
できるようになりたくて練習する、ということについて、考えました。
初めてコマを回せた人もいました。最初びっくりのお顔、続いて笑顔。最高でした。何度やってもできないということが続いたりもします。ちょっとコツを教えてもらったり、自分なりに繰り返すうちにポイントがつかめてきたり、そんなことで飛躍的に上達するのがまた良いです。
誰のためでもない、圧力もない、自分ができるようになりたいという動機を大切にしたいし、そのような場になって良かったと思いました。誰とも比べない、自分がこれまでより高いレベルのことができるようになったことを喜べること。小さい頃はみんなそうだったと思うのですが、だんだんと、他と比べての自分が気になってしまう。今日は、同じ年齢でもとても難しいことができる人もいたけれど、それはそれですごいね、と拍手を送りながら、自分は自分で自分のために、何度もチャレンジしていたように思います。
自分ができないことで叱られるとか、誰かの迷惑になる、だからできるようにならなくては、学校にはそういう場面が多いのかなと、先日映画を見て感じました。協調性という面で教育効果はあるのでしょうが、人と合わせることにばかり気を使うようになると、自分の本当の気持ちがわからなくなってきそうな気がします。
クルテクのイベントは、受け身でまた、消費するだけものではなく、考え、工夫し、意欲を引き出し、楽しむものでありたいと考えています。
アソボーレニイガタさん、ありがとうございました!また一緒に遊びましょう。