織物の原理がワカル
ヂヤンテイ織器は1940年に開発されたものとのこと。昭和も初期です。手のひらサイズで、文庫本を読むような感覚で織り物ができます。
セットには、大小の四角の織り機と、お花を編むことができる、丸いクリス織り機が入っています。織るための針1本と、かがるための毛糸針が2本、そしてハンディタイプの説明書も付属しています。
糸の張り方は独特ですが、手順通りにきっちりやるとちゃんと決まったゴールにたどり着く作業は気持ちの良いものです。子どもが遊ぶときは、糸かけの部分をマスキングテープで固定するなど、糸が枠から外れてしまわないよう工夫すると遊びやすいです。慣れてくれば低学年の子も十分使えます。
四角のモチーフを織ることができます。中太の糸だと目の詰まった織物。細めの糸だと、目の粗さがおしゃれな織物ができます。織り針を2本使って千鳥格子など模様編みができるので、色や毛糸の素材などいろいろ工夫してみたくなります。
つなげていけば大きな作品になります。ご来店のお子さんに作品を見てもらったところ、お人形に被せたり、積木の上に乗せたり敷いたり、くるくる巻いたりと、小さい布を存分に楽しんでいました。
いつのまにかたくさん作ってしまいます。