ひとつはグリムスのエレメント積木、もうひとつは、相沢康夫さんがネフ社のアークレインボウを使って積まれたものです。
歓声が上がるのがグリムスエレメント、感動の静かなざわめきは、アークレインボウから発せられたように思います。
先日の相沢康夫さんイベントでは、リクエスト積木ショーがありました。相沢さんを追い込むため、当日までどんなリクエストが飛び出すかわからない、という趣向でした。
相沢さんが見せてくださったのは、いかにリアルであるか、具体的であるかということではなく、これから作るものは、どの部分が最も象徴的で、それをどの積木でどう積むか、ということでした。
それにはたくさんの積木を使いこなす必要は決してなくて、むしろ最小限で特徴を捉え切ることに相沢さんの凄さを感じたひと時でした。リクエストした子どもたちの感性も高い。「うん、見える!うさぎだ!」と。
「えー見えなーい」という声は私には聞こえてこなかったな。感じ取る、想像する力がみなさんにあって、私はそのことにも感動してました。
相沢さんには無茶振りでしたが、一歩進んだリクエスト積木ショーは、クルテクのイベントではアリだと思っていましたし、開催できてよかったです。