積木の安定

レンガ積木はいろいろ試した結果として3.3cm推しですが、もちろん他の基尺の積木も取り扱っており、それぞれの良さがありますが。大きめ基尺で重さもあり、吸い付くようにピッタリ安定して積めるものは、小さい子にはいいですけど、ということを思うこの頃。

木の質が良く精度が高いことは積木として大切なことなのですが、それと無造作でもぽんぽん積めることは別なのではないかなと。4歳くらいになったら、丁寧に積まないと崩れてしまうくらいのサイズ、しかし小さい積木ならではの、積んでからのなめらかな美しさを楽しむようになっても良いでしょう。

それは、途中で何度も崩れるかもしれません。手先の動き、落ち着き、力のかかり具合の見極め、全てに集中が必要です。でも崩れても繰り返し積むことで、それらは育っていきます。最近は、操作するべきものの面倒見が良すぎて、手先の器用さがちゃんと育ってない気がして気になります。サイズ、他にどんな積木と合わせるか、キラキラしているか光を通すか。積木も種類が増えました。

原点とも言える白木レンガ積木は、改めて、子どもを育てるものとしての視点を持って選んでみるのはいかがでしょう。