こころほいくさんへ感謝を込めて

長年素晴らしいお仕事をされてきた方々から、事業の一区切りのご挨拶が届きます。丁寧な書面に背筋が伸びる思いをしています。

その中の一通に、こころほいくさんからのお手紙がありました。お子さんをお預かりするお仕事でした。公立保育園を退職されてからの開設でしたが、この3月で閉じられたとのことでした。

代表の窪田先生とは、もう随分長くお付き合いさせていただいています。窪田先生は、新潟の公立保育に大きく貢献され、おもちゃの導入や研修では共に学ばせていただきました。おもちゃコーディネーター養成講座新潟初開催のときに受講してくださったかと思います。2013年のことでしたから、10年以上経っていますね。クルテク駆け出しの頃から、研修やイベントに駆けつけてくださり、仲間の先生方にご紹介してくださり、どれだけ支えられたかわかりません。

保育はもちろん、生活も丁寧に過ごされており、お花や季節の行事のお話は、知らなかったことに出会い、ワクワクするものでした。何事にも心を込めて取り組まれていらっしゃるお姿を、いつも見習いたいと見上げておりました。

こころほいくさんを心の拠り所にされていた利用者さんも多くいらっしゃったことでしょう。こころほいくのためのおもちゃを選びに来てくださるのですが、最近お預かりしているお子さんがこんなことが好きで、とか、こんなことをさせてあげたくて、など、いつも頭にはかわいい利用者さんのことが浮かんでいるようでした。

保育が天職のような窪田先生のお仕事が一段落されることには、寂しさがありますが、同時に感謝の思いも大きく抱いています。子育てを支え、子どもの育ちを見守る存在は、必ず必要とされていて、私も含めてあとに続く者として、忘れずにいたいと思います。

まだまだお元気。お好きなことを楽しみ、また店の方へも遊びに来ていただけると嬉しいです。ありがとうございました。