お客様と接しているときや、街なかにいるときなど、温かい気持ちになる場面に出会うことが増えたような気がしています。それは、北欧の街で感じたこととなんだか似ている。価値観が、消費ではなく、大切な人と良い時間を過ごすことにシフトしているような。かといって、豊かさを手放したわけではない。良いものにポイントを絞って大切に味わう。食べ物にしても、おもちゃにしても。
実はいろんな価値観はあって、別に世の中全体が北欧風の価値観にシフトしているというわけでもなくて、それぞれの好みの世界を楽しんでいる感じ。似た人が同じ場に集って(棲み分けている?にも近い??)心地よくしているような。そのこともまた、良いと思う。
SNSなどでいろんなものを見すぎて、真似したり、焦ったり、煽られたり、一通りの後、そこには疲れもあって、一息ついて、適度な距離を見つけられるようになってきた。自分の目に入ってくるものが、そのようなものに絞られてきている感覚があって、緊張がほぐれる日も出てきたような気がします。
この勘が、確信に変わっていくといいなと思います。