野の花がどのように育つのか、注意して見なさい、と

日当り悪く、風当たり強く、肥料ももらえなければ水だってお天道様任せ。剪定もしてもらえない。それでも毎年たくさん花をつけて、香りをふりまく。

偉いなあ。お花は。

《野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。》
《今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。》
《だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで充分である。》〜新約聖書 マタイによる福音書6章より〜

そうねえ。いや、それでももうちょっとお世話してあげてもいいんじゃないの、とは思う。