帰宅して郵便受けを開けると、私宛の封筒が一通届いていました。この時期届くものといえば各社からの請求書かクリスマスのDMだと思っていたので期待は薄かったのですが、なんとこの封筒はフィンランドからエアメイルで届いたものでした。消印は12月1日で、新潟に届くまでに10日近くかかったようです。
そして差出人は…
サンタクロースでした。北極圏で、今とても忙しくしているそうです。わかります。私も今お手伝いしてますから!順調に準備は整っているようです。今年もちゃんと日本に来るよ、と書いてありました。良かったです。いい子のみなさん安心して下さい。
さて、仕掛け人はというと…
読み進めると一言だけヒントがありました。サンタさんに、『私が今年いい子にしてたよ』と教えてくれた人の名前が書いてありました。それは、私が小学生の時の担任の先生でした。いろんな先生に出会いましたが、お一人だけ今も変わらずお付き合いが続いている先生がいます。その先生も、今年定年で退職され、念願の北欧旅行に行ってこられたそうです。オーロラの写真と一緒に北欧のおみやげが届き、更にサンタさんにも手を回しておいてくださったようです。
私も、先生の歳になったら北欧へ行き、サンタさんに会って来ようと思います。その時には、たくさんの幸せを届けてくれてありがとう、とお礼を言わなくちゃ。今年も、たくさんの思いを準備させていただいています。本当に、贈り物ひとつひとつに込められた思いに毎日感動しています。私は、この先生に出会った時に小学校の先生になりたいと志し、結局実現させてはいませんが、今の仕事が好きです。その2つの思いがピタリと重なったようなお手紙でした。