午前→ランチ→午後と、少しずつ顔ぶれは変わりながら、ほどよくストーブを囲む感じで、おもちゃコーディネーター活動報告会が持たれました。とても意義のある会だったと思います。発起人の方にも、集まってくださった方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
タイトルは『おもちゃ』ですが、そこに関わってくるモノとしてのおもちゃは一部分で、結局は、保育者や親としての自分、子どもが育つ社会に求めるものや必要なもの、大人として何ができるかやっていきたいか、そういったことに対する価値観を共有し、高め合うことが会の主旨となるのだと思います。おもちゃコーディネーター養成講座は、その軸としての役割なのでしょう。
何が正解かは決められないことかもしれないけれど、子どもが育つということをこんなに真剣に考えている大人たちがいることは、大きな希望だと思います。私はお隣で営業しながらで、少し様子を伺っただけですが、例えば子どもたちがちゃんと遊べる場を作っていきたいという思いについて。遊びによって何が育つかということ、遊ぶためにはその環境づくりが大切だということを、おもコーさん達はちゃんと知っていらっしゃいます。手近なものでサッと間仕切りする工夫が交わされていた様子など、私にもとても参考になることで、もっといろいろお聞きしたかったな、と思いました。
この時期、年度末のご注文をいただき、いろいろな場所へおもちゃをお届けに行っています。おもコーさんがいらっしゃる施設さん、研修を受けてくださった居場所さんなどでは、おもちゃは大切にきれいに使われていて、嬉しい気持ちになります。乱暴にされてしまったおもちゃのキズと、遊び込んでもらったおもちゃのキズは、違うように感じます。
寒い日でしたが、とても良い時間をありがとうございました。継続を目指したいです。