どんな楽器?
アウリスのグロッケンは、特殊な真鍮合金の鍵盤と、それを支えるカエデ材の硬い台座によって、きらめくような高い音です。片手で持てるような小さい楽器ですが、音量は大きなものと変わらないくらいよく響きます。この鍵盤に合わせたマレットは、硬いゴム製と木製が1本ずつ。付属のマレットを使うことでこの楽器の響きを最大限引き出します。ゴム製と木製では響きが異なります。違いを味わってください。
ペンタトニックとは
ドレミファソラシの7音から2音を引いた、5音からなる音階です。アウリスグロッケン・ペンタトニックではドとファの音がありません。レミソラシレミ(レとミは1オクターブ上の音も含まれています)5音階7音の楽器です。この5音は、ハーモニーになる音階同士で、音が残って重なっても美しく響き合います。いくつかの音を鳴らすだけで音楽的な表現になり、耳に心地よい。音数は多くありませんが、意外といろんな曲が演奏できます。ペンタトニックで演奏できる楽譜がついています。
どこで使う?
グロッケンの音はハーモニーの中でも主旋律を支える響きがあります。一台で十分に音楽的であり、いろんな場面で活用していただけるでしょう。おうちで小さい子と一緒に音を使ったやり取りやゲーム、眠る前の習慣。学校や園で劇や表現あそびの効果音として、旋律をリードする鍵盤楽器として、どんなところで使えるか、もっともっと大人も楽しんで。
適した年齢は?
アウリスグロッケンはよく響くため、自分で鳴らして遊ぶのは3歳以上が適しています。大人が子どものために使う、または大人が子どもと一緒に使うことをイメージしたデザインです。自分で遊ぶなら音がソフトなシェルズグロッケンがおすすめです。こちらは1歳ころからです。
お手入れについて
素材の特性から、だんだんと曇りや傷が見られるようになります。鍵盤は、市販の金属磨きでのお手入れが最も一般的です。鍵盤に沿って、縦に磨いてください。横磨きはメーカーによるとオススメできないとのことです。
台座は、乾拭き、またはツヤを出したいときはミツロウワックスなどで磨きます。