丸型の木枠に放射状に糸を張ってぐるぐる渦巻くように織っていく織り機です。木枠の側面に穴が空いており、ひとつ通して向かい側の穴へ、お隣の穴から糸を出してまた向かい側の穴へと、一筆書きでお星さまを描くように糸をかけていきます。
糸が張れたら中心から針を使って織っていきます。
織るということの基本の動作は他の織り機と同じです。縦糸に対して上、下、上、下と横糸をくぐらせていきます。2周めには1周目と互い違いになり織り上がっていきます。どこかで一箇所飛ばしてしまうとずっとそのままになってしまうので、特に織りはじめの縦糸の幅がせまいところはゆっくりと丁寧にやってみてください。
途中で色や素材を変えるとできあがりの雰囲気もおもしろくなってきます。
ゆったり織ると円形に、少し横糸を張り気味に織ると半球のようにフチが盛り上がってきます。2枚合わせるとボールのようになります。
