人に接する時に最も大切なのは相手の理解だと思いました。それは、支援が必要な相手でも、そうでない相手でも同じですが、特に発達障害と診断を受けた子、また診断は受けていないが気になる子に対してはより大切なことです。
この書籍はその理解に役立つ内容となっています。こちらから見ればなぜそのような行動になるのかと思うことを、子どもの側に立って理解しやすく解説しています。その特性があるからこのように考え、行動する、それを知っているだけで困惑することが少なくなるでしょう。またその子が必要としている支援もしやすくなります。
型にはまったノウハウではなく、まずは理解から。支援者に向けておすすめです。