品物をお届けに上がったとき、ちょうど明日の準備が終わったようでした。
久しぶりに子育て支援センター「こすもすどりいむ」さんのお部屋を見せていただきました。
おもちゃがきちんと整理されて置かれていました。
それぞれのおもちゃの写真が棚に貼ってあります。自分で同じところに戻せるようになっています。
(店でもやりたい…)
自分で触っていいもの、大人がとってあげたほうがいいもの、興味のある年齢の子がちょうど目に入る高さ、遊びの種類、いろんな子が遊ぶ場だからこその配慮、工夫と試行の繰り返しを感じます。
広いスペースに恵まれており、お部屋をうまくコーナー分けしています。
体を動かせる場所には運動を促す遊具を。
プレイキューブのシリーズは組み換えができていろいろな組み合わせで遊ぶことができます。
赤ちゃんから幼児さんまで、発達に合わせて。
半円球のボールバランスは、上に立ってバランスを取ったり飛び跳ねたり、寝そべってゆらゆら揺れたり、体幹の育ちや心の安定が期待できます。
厳選の良書がそろう絵本コーナーは少し離れた隅にあります。
その一角に、ひとりで落ち着いて遊ぶ積み木も置かれています。
落ち着いて遊ぶものは落ち着いた場所にあると落ち着いて遊べる、と思います。
ひとつひとつのおもちゃを検証し、その場が目指すことを考えた環境づくりがされていると感じました。
訪れる親子さんのこと、好きなことや最近の様子も考えながら。
環境づくりは、定番の正解があるのではなくライブだといつも感じることです。
おままごとはみんなで遊べるように開放的でありながら、他のコーナーとの仕切りもしっかりしています。
このコーナーが窓際にあるっていいなと思うんです。
窓からの景色を眺めているうちに、車や電車から外を見ている気分になりそう。
赤ちゃんのためのお部屋も。
色んな場所にちょこちょこいるおもちゃたちは、素敵なインテリアでありながらも、「いつでも遊んで♪」って呼びかけているようです。きっとよく触ってもらっているんでしょうね。
ツリーブロックスと小人たち、きっと仕掛けている先生たちが一番楽しんでいますね。
清潔な、気持ちの良い空間でした。
小さい子が体当りするくらい大好きな鏡は、一日の終りにピカピカに磨かれていました。
こまめなお手入れと環境づくりにより、良いおもちゃたちがますます輝いて見えました。
保育の環境づくりとか子育ての支援とかって、何なのでしょうね。私は考えすぎてよく止まります。これまた自分が小さい子を育てているときは「支援なんていらないよ」なんて思っていたような…
最近は、今日も穏やかに過ごせたらそれがいいな、と思っています。もしかしたら、環境づくりや子育て支援って、そんな一日のための場なのかもしれませんね。