店内で思わず吹き出してしまう瞬間。
お店に入ってたくさんのおもちゃが目に入って、目がキラキラするお子さん。2歳くらいまでの方たちですね。好奇心一杯のお顔で、端から順に遊びます。店内2周ほど堪能します。
お家の方が聞きます。
「いっぱい遊んだね。欲しいおもちゃあった?」
きっぱりニコニコ「ない!」とお子さん。
ここでもう、おかしくて。
子どもさんが求めているのは「遊ぶこと」なのですね。おもちゃを所有するかどうかは大人の都合なんだな、と。小さい方のおもちゃを選ぶのは大人の仕事ですね。
園さん、支援センターさんに、たくさんおもちゃと、おもちゃや遊びが得意な大人があったら良いなと思います。
クルテクはshopですから、どんなおもちゃかわかるようにはしていますが、子どもさんが遊びやすいようにはレイアウトしていません。少しさわってみても良いものか、販売商品なので触れないでいてほしいものか、おもちゃ屋に来たお子さんにはわかりません。
子どもさんが遊ぶことに飢えて、夢中で遊んで、満たされる様子は見ていて気持ち良いです。
今年2020年は、おもちゃや遊びのことを学ぶ機会を持つことはできませんでしたが、また落ち着いた日には新潟で講座を開催したいです。こんな中で、待ったなしすくすく育つ子どもさんたちを見ていると、強く思います。