雪かきで体感する、テコの原理

雪かきを手伝う子は、自然に覚えるのではないでしょうか、『テコの原理』。スコップの使い方、大切です。道路に根っこを張ったような頑固な氷雪は、スコップをぐっと差し込み、スコップのカーブを利用してテコの原理で剥がすようにすると、うまくいったときは抱えきれないような大きな塊が地面から剥がれます。まるで、子どもの耳掃除をしてて大きなのが取れたような快感です。

黙々と雪かきをしながら、『雪のない地方の人々は、私が雪かきに費やすこの数時間を何に使うんだろう』なんて考えていました。

最近は、家の中にいて寒くなってくると、『雪かきしてこよ、あったまるし』と外に出てみたりしてます。

『マンホールの蓋の上は雪がすぐに溶けるのはどうしてだろう?』と考えました。そういえば金属の上って雪が積もりにくいでしょうか。雪が積もりにくく除雪しやすい道路の素材ってないものでしょうかね。

雪かきは自分との会話の時間なんですね〜 気づくとどうでもいいことをグルグルと考える機会が増え、妙に哲学的になってます。