8月7日に開催された1dayラボの様子をレポートします。1dayラボスタッフの報告を店主がまとめました。お写真の掲載許可をいただきました。ありがとうございます。
はじまり
どんな子がいるのかな?少しドキドキした表情のこどもたち。
呼んでもらいたい名前を、ネームカードに自分で書きました。
今日は、ここでなにをするって聞いてきた?
今日は、指人形と、いろんな素材を用意しています。これを、つくるよー!というのは、決まっていません。
いろんな素材があるので、ぜひ、いろいろ触ってみて、こんな風にやってみよう〜!って工夫したり、試してみたりしてくださいね!
自己紹介
スティッキーというゲームを使いながら自己紹介してみることにしました。
まだ緊張でコチコチのみんな。
「私の名前は〇〇です。●●と呼んでください。」
二周目テーマは、今日食べてきた朝ごはん。
うーん、忘れちゃった!じゃあ、好きな食べ物でもいいよ!などのやりとり。
三周目、だんだんほぐれてきて、テーマの提案がありました。
今日のお弁当のおかずで楽しみなものは?
[/word_balloon]このあたりで、スティックが倒れたので、2回戦!みんなで何本抜けるかに挑戦!
青い棒は太いねぇ、黄色は細いー!
[/word_balloon]ひとり3本ずつ抜けた→全部でいくつか数え上げる人、かけ算でぱっと計算できるよ!と教えてくれる人、会話もだいぶ増えてきたかんじです。
素材と仲良くなる
指人形の土台を選びます。また、用意されたいろんな素材とも向き合ってみます。
何でできてるとおもう?
木〜
つくってみる
思い思いの素材を手にして製作。
切ったり貼ったり。ボンドがいいのか、液体のりがいいのか。どれがいいか迷いながら。
テープがやっぱり扱いやすい人も。それぞれ。
紙が動いちゃう。どうしたらいいのかな?考える。だれかに相談できるのも、大切なちから。
円錐全体に綺麗にはるのは難しい。けど、きれいに貼りたい。はがしてやり直しながら、納得いくように切る貼る。
ボンドはどれくらいつけるといいかな?べたべたになっちゃった。もういっかいやり直し。今度は違うやり方でやろ。薄い折り紙を何枚も。
太い毛糸、かわいいな。切って貼ってみようかな?なんか違う。三つ編みしてみよう。可愛く編めた。でもなんかお人形には違う。折り紙で髪の毛にしよう、これでオッケー!
コットンリボン、さっき見せてもらったやり方だとクルクルになるのに。ならないな。。やっぱりできない…とりあえずいっか。でもまた挑戦。お友だちに鉛筆に巻くとカールできるやり方を教えてもらった
うでは、どうやったらいいかなぁー?
モールかぁ…でも、色が違う。。この色の毛糸にする。モールに毛糸を巻き巻き。できた。
これ、使ってみよう。これもいいね。モールなら、こんな風にくるくるなるし、細い紙も、こんなふうにつけるといいかも。この布はカチューシャにしようー。いろんな素材の良さに気づいてどんどん試す。でもそれぞれがマッチしてるのは、自分の好きなものを選んでるからなんでしょうね〜
ピンクの髪の毛にするのか?と思いきや‥・・
作ってみたらお人形にはちょっと違った。折り紙で髪の毛に。実際に触って、作ってみて、イメージと違ったら変えてみるところが素敵でした。
大体できてきた。あとは、髪かなぁー。
毛糸でやってみたいなー。
どうやったらいいかな?なかなか難しい。あれやこれや。毛糸をひたすら何本もきる!何本くらいいるかなぁー?
そして、手を動かしながら、おしゃべり。
作業しながらだと、たわいのない話もなんだかはずみました。
お昼ごはんとボードゲーム
完成の人もちらほら。お弁当を食べる人、製作を続けている人、ボードゲームで遊ぶ人、それぞれです。
背景をつくる
できあがったお人形に背景を作ることにしました。白い大きな紙と向き合います。
お人形乾いたかなー?自分のテーブルに連れてきてあげよう。このお人形たち、どんなところにいるかなぁ?周りの世界を作ってあげようーまずは、練習用の紙でどんな形にするといいか、実験。
スタッフは、みんなが素材選びがスムーズになってきた頃合いを見て、傍らで穴あけパンチをつかってみたり、みんながまだ手が伸びてないような素材を試してみたり。さりげなく、それもあるんだ、と思ってもらえたらいいな、というかんじで見守りながらいました。
蜜ろうクレヨンやトリプルワンなどの画材も、特徴を実際に描いてみてその風合いを一緒に確かめました。
完成したひとから、真ん中のテーブルにもってきて、積み木と組み合わせで遊んでみました。
製作が続いている人、区切りがついたのでゲームで遊びたい人、また思い思いの時間が流れます。
今日を分かち合う
最後はシェアの時間。みんなで集まって、つくったものを見せ合いっこしました。作品を紹介してくれるひとーと声をかけると手が上がりました。作品のポイント、気に入ってるところを教えてくれました。
やっぱり言えない。。という人も、お手伝いするよとインタビューすると、どんなところを工夫したのか、これはなにを描いたのか、気に入ってるところはどこか、丁寧に説明してくれました。
みんな一生懸命、考えて工夫してつくりました。思いはたっぷりです。一人一人の話が終わるたびに、自然と拍手があがりました。
みんなの発表を前のめりになって聞いて、お友達の作品もじっくりみて、お気に入りポイントを「ほんとだー!」と言いながらみていました。
時間10分前にシェアタイムを終え、のこりの10分は、ゲームをもっとやりたいひと、作品に手を加えたい人、おしゃべりしたい人、それぞれにやりたいことを、自分で選んでやっていました。
終了後は「また来る?また会おうね」「一緒に帰ろう」と初めて会ったお友達ととても仲良くなっている様子や作ったお人形と背景で早速ドールハウスのようにした一緒に遊んでる様子がありました。
まとめ
1dayラボにご参加いただきありがとうございました。大人にとっても実験室の1日。何度も打ち合わせながら準備をしましたが、やはり当日は予想していなかった、子どもさんから学ぶことがたくさんありました。子どもたちはいつも大人の想定を超える。だから、もっともっと超えて欲しくて、この場を続けていけたらと願っております。またどうぞ、ぜひご一緒に1dayを過ごしましょう。お待ちしています。