療育の現場で30年培ったノウハウを大公開
子どもの発達にとって何が大切か、誤解されがちな子どもたちの生きづらさとは何か、を項目ごとに考えます。子どもの行動には理由があり、大人がそれをどう受け止め解釈するかが問われます。
背景にあるものに目を向け「そういうことだったのか」とわかった時、子どもとつながるきっかけが生まれ、子どもと大人は相互に関わり合いながら育つ関係といえます。生きづらさを抱えながらも毎日を一緒に過ごす中でお互いが成長するための一冊です。
〔生きづらさの内容〕
友達や先生、親との関わりが上手くいかずに自分でもどうして良いのかわからない、わがまま、自分勝手と思われがちな子どもは周囲が思うよりもずっと困っています。
この本では主に発達「障がい」やその周辺の子ども達についてコミュニケーションや関わり方、感覚の交通整理などの面からの”生きづらさ”を考えました。
「障がい」と診断されてはいませんが、敏感すぎたり学校に行けないなどの生きづらさを感じている子ども達の子育てにもお役立ていただけます。