今年の山はじめはいつもの角田山

いつものように、朝、お弁当を作りながら、なんとなく「今日は動きたい」という気分になりました。お散歩にでも行こうかなと考えて、思い出したこと、あ、今年まだ山に行っていない。

3月のお花がきれいな時期に角田山から山をスタートしていたのですが、この春は忙しくて、山のことをすっかり忘れていました。そうだ、登らなきゃ!という衝動に駆られ、一瞬お弁当のことを忘れ目玉焼きのフチを焦がしてしまったくらい。お天気も良いですし、頭の中はもう山登りの段取りに入りました。

角田山は近所の低山なので、登ること自体の準備は簡単です。それよりも、お昼ごはんとか帰りの温泉のことが気になる。どの登山口から登ると下山してからの温泉はあそこだな、など、コースが多彩な角田山の、それぞれのコースと、そこを歩いたときの印象を思い返します。

お花がたくさん見られるコースもあるのですが、今年のお花はもう見頃を過ぎてしまいました。久しぶりに、短いけど急登が続くコースから行ってみることにしました。

結果、惨敗。
最初から飛ばしてしまったのか、途中でバテて苦しかったー
後半はちょっと登って止まり、ちょっと登って止まり。最後は400mほどなだらかなのですが、その箇所も足取りが重かったです。調子良いと1時間かからないコースですが、今日はそれより10分ほどオーバーしました。

山頂でお昼。普段そう欲しくもならないコンビニおにぎりやカップラーメンが、どうして山の上だとこんなに食べたくなり、そしておいしいのでしょう。熱々のお湯をテルモス山専ボトルに入れて運び、山頂でも熱々をいただきます。山頂は人生の先輩方で賑やかです。

さて下りです。
こちらも、下り始めはまあ調子が良かったのですが、急な坂道を延々と下っていると、途中から足がもつれ、膝が痛くなりペースダウン。ああ、悔しい。とにかく転ばないように気をつけて、やはり調子の良いときよりは少し時間がかかって下山しました。

疲れているし、暑い日で汗もかいていて、頭の中は温泉でいっぱい。目当てにしていたところへ向かい、お湯につかったときの幸せ感。今登ってきた山が目の前にどーんと見えます。あのてっぺんにいたんだなあと眺めながらのお湯は最高です。

しかし、こんなにヘタレでは今年の山が心配です。ここ数年3000m級には行けていません。今年はと思っていたのですが、大丈夫なんでしょうか。ペースのとり方から復習です。次の山の計画が必要、と思いながら、今日はもうぐったりなのでした。