フリータイムにコペンハーゲンへ

学びでぎっしりのデンマークの旅の中に、半日のフリータイムがありました。この時間は、参加者みなさん独自の学びや観光を、思い思いに楽しみました。

私と、おもちゃ屋仲間や子どもに関わる仕事をしている方たちは、まず地元の保育園+幼稚園を見学させていただきました。1時間半の見学が終わったら、電車で40分ほどのコペンハーゲンの街へ。デンマークで一番の都会。行きたいと思っていたおもちゃ屋さんを目指しました。

ここ、ここ。

グリムスやオストハイマー、アンブロシウス、シュトックマーなどが知っているメーカーさんたち。他、初めて見るものも多かったですが、シュタイナー系のお店かなという感じでした。

気になったのは、お隣の子ども用品店でした。

洋服や、スタイ、おしゃぶりなどの小物など、どれもセンスがいい。感性って小さい頃から育まれるもの。建築やアート、そして身につけるもの、商業主義じゃないっていい。広告と宣伝だらけの日本の環境が、我先に一番に目立とうとして調和を無視しているから、美的な感覚から程遠くて、これじゃ育たない。大人の持ち物や空間でも残念だと思うこと度々あります。

子どもの靴下の色。とても好み。

さて、おもちゃ屋こども雑貨のお店を楽しんだら次はチボリ公園へ。チボリ公園は、ウォルト・ディズニーがディズニーワールドの構想のために何度も通ったという歴史ある遊園地公園です。お店がたくさん並ぶ賑やかな通りを歩きながら中央駅へ向かいました。

中央駅から1分でチボリ公園って、交通の便が良すぎる。素晴らしい。

中は、お花や木でいっぱいで、お散歩だけでも幸せになります。乗り物は信じられないような激しいものもあって、小さい頃からよく体を動かすことを大切にしているデンマーク、三半規管が鍛えられているのでしょう。見ているだけで酔いそうな動きの乗り物に、けっこう平気で乗っていました。

日本で夢の国は、外へ出ると夢から醒めるようなギャップがありますが、チボリ公園からコペンハーゲンの街へ、中央駅から列車へ、同じ世界観が続いていて、なんだかいつまでも夢から醒めないでお家へ帰ることができるのがいい。おみやげをたっぷり抱えていないのもいいなと思いました。

この時期いつまでも外が明るくて、つい遅くまで遊んでしまいます。