7月24日に開催したワークショップ『にじみ絵(基礎編)』の様子をレポートします
クルテク1dayラボ6月は、色をテーマにゲームやアートワークに取り組みました。その際取り入れたにじみ絵(ぬらし絵)ワークでは、取り組む子どもたちの様子やできあがった作品に、いろいろ印象深い様子が見られました。
にじみ絵はお天気の良い季節は、水が使いやすく乾きも良くて取り組みやすいかと思います。好天続きのこの時期に、大人向けにテーマとして取り上げました。
道具を準備します
今回は、大人が、にじみ絵と向き合いどんなことを感じるかということ、子どもたちに提供するときにはどんな準備や手順が必要かということを知っていただくことを目指してご用意しました。
薄めた絵の具と水分を含んだ紙を使いますが、どの程度絵の具を薄めるのか、紙を濡らすのか、それによって色の広がりや重なりは変わってきます。いろいろな水分の含み具合でどのように変化するかも体験していただきました。
色をのせていきます
マニュアルがあるわけではなく、心のままに取り組んでいただくのが一番なのですが、ゆっくりと色の広がりを感じていただけたらと考えていたので、1色ずつ、じっくり紙に乗せていきました。
紙と描くものを与えられると、何か具体的なものを描きたくなる、描かねばという気持ちになるかもしれません。ただ色を紙に乗せるというのは、思ったより最初は抵抗があるようです。
それはそれで大丈夫。紙はたくさんご用意しました。いろいろやってみましょう。
「なんだか、解放されてきました」
というご感想には良かった、と思いました。
使った絵の具は3色でしたが、色んな色が現れましたね。
過程そのものが目指すところでもあるので、色と向き合った時間だけでも良いですし、できあがった紙でまた遊ぶこともできます。応用編では、乾いたにじみ絵の紙でまたワークを楽しみたいと思います。