開店前のひととき、専門学校の学生さんたちが店にいらっしゃいました。春から保育現場に出られるそうです。その前に、良いおもちゃに触れる機会を、とのことでした。
12名の学生さんと2名の先生に入っていただき、店内はいっぱいになりましたが、改装後に来ていただけてタイミングは良かったです。これまでより広くなっていますし、見やすくなっています。
前半は、店内に置いているおもちゃを選んだ意図、子どもの発達とどのような関わりがあるか、現場ではどのように活用していただけるかを、実際におもちゃを見ていただきながらお話させていただきました。おもちゃというモノだけでなく、遊ぶための環境づくりの大切さについてもお伝えしました。とても熱心に聞いていいただけたと思います。
後半は、気になるおもちゃを中心に自由に見ていただき、最後におすすめのボードゲームで遊びました。
私がはじめてヨーロッパの木のおもちゃに出会ったときに、なんとも言えないワクワクした気持ちが湧き、夢中になったように、学生さんたちが、きれいだな、かわいいな、おもしろいな、と思ってくださっている様子を拝見して、嬉しい気持ちになりました。
店内にあるおもちゃたちは保育現場で大いに活用していただきたい、自信をもっておすすめできるものばかりですが、決してよく知られているとは思えません。出会っていただける機会が足りていないと感じますし、出会っていただけたら、気に入ってくださる方はいらっしゃると思います。見ていただき、お話を聞いていただき、ありがとうございました。保育のお仕事を楽しんでいただけるよう、応援しています。