どんな話も『良い話や』
ガムトークは、ガムのケースのように小さい細長いケースに、ガムのように細長いカードが入っています。1枚抜くと、お題が書いてあります。裏には数字が書いてあります。
1枚抜いて見えた数字に相当するお題で語り始めます。
「電話の話」
今日はじめてAIと電話でお話しました。私の話を聞き取れるのかと疑っていましたが、全部正確に聞き取って、電話をかけた目的もスムーズに達成できたので本当に驚きました。いつもカスタマーサービスで長時間待つ相手なのですが、AIが対応したことで待たずに済みました。人が相手より緊張しましたが、結果良かったです。これで電話の話は終わりです。
こんな感じです。
終わったら、聞いていた人は必ず『良い話や』と肯定するのがルールです。
こんな話、どうなんだろう、とドキドキして話した内容を『良い話』と言ってもらえる嬉しさ、ぜひ経験してみていただきたいです。
お話すること
ヨーロッパを訪れた時、高齢の方たちがカフェでずっと楽しそうにおしゃべりしているのが印象に残りました。また、仕事のお話をしていても、会話が上手とよく感じました。小さい頃からの対話の積み重ねを大切にしている文化のようです。お話することに慣れているのだと思いました。
日本では、会話が必要となると構えてしまう人もいらっしゃると思います。何を話したら良いんだろう、どのように思われるだろうということが心配になるのでしょうか。
ガムトークでは、何を話したらよいかは決めてくれて、どのように思われるかと言うと、必ず「良い」なので、安心してお話ができます。会話が苦手だと思っていても、話を聞いてもらえると嬉しいものです。また、聞く方も話す人の意外な一面を知り、距離が縮まるかもしれません。
いつでも使える
小さいのでカバンやポケットにしのばせて、待ち時間や移動時間などの暇つぶしに、おしゃべりのきっかけに、ご活用ください。子どもが話しやすいお題を集めた『ガムトークこども』もあります。