やっちさんの森、へ

3泊で北海道に行ってきました。やっちさんの森見学ツアーのためです。やっちさんというのは、2023年のデンマークの旅でご一緒した仲間のお一人、浦河町に「フレンド森のがっこう」を設立したフレンド恵学園の理事長です。森のがっこうのフィールドである「やっちさんの森」を、デンマーク旅の仲間たちで訪れました。

お店を少し早めに閉めさせていただき、最終便で北海道へ。前泊です。翌日の飛行機が満席だったので、前日から行くことにしました。気流が穏やかで、快適に到着。空港近くにチェックインして、のんびり過ごしました。

翌朝は、早く起きて付近をお散歩しました。千歳駅周りは空港に近いこともあって、ホテルや飲食店があるのですが、少し歩くと雰囲気の良い森にぶつかり、みどりでいっぱいの中、気持ち良いお散歩を楽しみました。北欧ってこんな感じなんじゃないでしょうか。

さて、見学ツアーの仲間たちとの待ち合わせも無事に、レンタカーに乗り込みました。浦河町まで2時間半ほどのドライブです。やがて牧場が見えてきて、放牧の馬にテンションが上ります。

浦河町のフレンド恵学園に到着し、私は夏のスタディツアーの行き先であることから全力で下見しました。

行く前から文章や写真、ホームページを見て、だいたいわかったような気になるものですが、やはり行ってみないとわからないことの方が圧倒的ですね。せいぜい「あ、写真で見た」くらいなものでした、事前に得ていた情報からわかることは。

なぜそうなるのかというと、現地で感じたことを言語化することが非常に難しいことと、それを伝えるのはほぼ不可能だからだと思います。だから、行ってみないとわからない。

森の中で、蝉時雨のなか、なにか考えていたようで、なにも考えていなかったのかなと思うほど、言葉にできるようなことが残っていない、なのに、印象深かったです。

森、山脈を背にしながら、海にも近い日高地方では、海鮮がおいしく、お寿司を堪能しました。見慣れた日本海の夕日ではなく、珍しい、太平洋に沈む夕日を眺めました。よく太ったキツネが現れて、北海道なんだなと改めて思いました。輪になって遅くまで話し込み、一軒家のコテージで雑魚寝して、浦河町初日は終わり。

翌日も浦河町で過ごし、べてるの家を訪れ、また海沿いを走って新千歳空港に到着。楽しかったやっちさんの森見学ツアーは終了しました。

札幌に移動し、もう一泊し、翌日少し札幌で過ごして、午後の飛行機で新潟に戻りました。

北海道、6月という最高の季節に全身気持ちよく過ごしました。