おもちゃコーディネーターは『人』と『おもちゃ』をつなげる人。通算7回講座を受講したおもちゃコーディネーター(新潟第1号)から見たasobinoカフェの効果的な使い方です。
重要視しているのは「ニアネス&ディスタンス」の距離感。必要とされているときに側にいること、距離をおいたほうが良いときは邪魔しないこと。
なので、
(カフェのおもちゃで子どもが遊び込んでくれているうちに私はゆっくり店内のおもちゃを見よう)
は、なかなかうまくいかないんです。
たいてい、初めて出会う素敵なおもちゃを目にして遊び始める子どもさんは、
・自分が得た感動をお家の方とシェアしたい。
・遊び方がこれでいいのか不安だから見ていて欲しい。
・遊びに入り込むまでのドキドキした気持ちを鎮めたい。
・お家の人が何を見ているのか気になる。
など、カフェスペースではお家の人に一緒にいて欲しい。
せっかく有料スペースに入っていただいたのに、子どもさんが落ち着いて遊べなかったらもったいない。スタッフは、おもちゃのご提案や使い方のご説明はできるのですが、お家の方の代わりにお子さんと遊んで過ごすということはできず、お家の方の「ニアネス」が効果的なところです。大人の方が一緒にご利用ください。
気持ちが遊びゾーンに入ると自分で遊びこむこともありますよ。その頃には気持ちが整うので、その後店内で一緒におもちゃをご覧になっても、落ち着いていて楽になります。
それから
(買う前にこれで遊ぶか様子を見たいのでこのおもちゃで遊んでみて欲しい)
これもなかなか思い通りにはいかない。
おもコー的には、子どもは自分が今やりたいこと、やれることにしか興味を持たない。なので、このおもちゃで遊びに来たのに様子が見られなかった。結局いつも通りおままごとばかり、ということもあります。
もちろん、おままごとが好きだと思っていたのに、積木に出会ってとても良く遊んで新しい一面に出会えたということもよくあります。いろいろご提案させていただきます。