Suomi Design フィンランドのトナカイ

小学生の時から今もずっと、細くつながっている先生がいます。厳しくて煙たがれていた先生でしたが、なぜか好きで、周りをチョロチョロしていました。当時はまだオッケーだったのか、今だったら考えられないかもしれない、ご自宅に何度かお邪魔しました。料理が好きな先生で、焼き豚のレシピを教えていただき、それは以来ずっと私のレシピとなっています。タレに漬け込んだお肉を、タレごと水を張った天板で蒸し焼きにするんです。

結婚時のお祝いにはNEOVAの片手鍋をいただきました。もちろん今も大事に使っています。

あるときには「念願の屋久島に行ってきました」と年賀状をいただきました。私も、その頃の先生の年齢です。念願の屋久島に、今年行く予定です。

定年で退職されたあと、「ついにフィンランドでオーロラをみることができました」と、お土産を添えて教えていただきました。私もその頃までにはオーロラを見に訪れるつもりです。ガラスと木を組み合わせたトナカイは、その時のフィンランドのおみやげです。

小学生の時は、なぜこの先生が好きだったのか全然わからなかった。でも、大人になって、先生の選ばれるもの、行かれる場所を知る度に、趣味が似ていることを知って納得しています。当時もう、勘で嗅ぎつけていたのでしょうか。

大切なトナカイの置物。店のおもちゃたちとの相性もぴったりです。これからも度々登場するかもしれません。