谷川俊太郎 絵本★百貨展へ

日曜日。今週は店はお休みです。外は、1月の新潟に貴重な青空です。ありがたかったです。

万代島美術館へ、昨日から始まった『谷川俊太郎 絵本★百貨展』を観に行きました。撮影してもいいし、置いてある絵本を手にとって読んで良い。子どもさんの声が聞こえて、音声も流れていて、自由さを感じる展示でした。のびのびした雰囲気が良かったです。

谷川俊太郎さんには、とても鋭い感じる心と、それを端的に言葉にする力があって、知っている日本語ばかりだけど、自分では出てこないことばに触れる。詩ってつぶやきで、なんだか、心をさらけ出しているのを見てしまった恥ずかしさのようなものを感じることがある。一方で、強さに対する敬意のような感情を持つこともあります。その詩を支える絵、絵を支える詩。両方が合わさったときに、ものすごく印象に残るものになるのだと、ひとつひとつ、じっくり見入りました。思考や感情を適切に言語化、あるいは言語化されたものに触れて、自分の思考や感情に気づく、いずれの作業も、大切なものだと感じました。自分を見出す人もいるのではないかと思った展示でした。

4月まで、長期間の開催です。子どもさんも楽しんでいるようでした。