お鍋を整理し、電気圧力鍋を検討していましたが、決め手がない、ということは原点に戻りましょう。圧力鍋を何に使いたいのか?
圧力鍋を使うのは、煮豆と角煮とおこわである。このうち、特に圧力をかけたいのは角煮とおこわ。しかし、このふたつが電気圧力鍋で両立するのは難しかったのです。角煮は低圧気味で、おこわは高圧気味。それぞれの電気圧力鍋に得意分野があって、両方得意なのは見当たらなかった。両方できますけど、そこ、オートなんでお任せしてもらえます?という立ち位置らしいが、その場合できあがりを相手に合わせなくてはいけない。好みの仕上げにならないのです。オートメニューというものを使ってうまくできた経験がなく、無視するか、購入段階からなるべくついていないものを選ぶ。性能の良い鍋を手動で微調整するほうが合っているようです。
多機能に惹かれないことが、おもちゃ選びにも影響しているのでしょう。一台何役とか、あれもこれもついているという情報の多さが苦手なのだと思います。見た目がスッとシンプルであることもデザインとして好ましい。シンプルだから何通りにも、工夫次第で使えるのは大好きなのですが、便利なものがいっぱいくっついていると面倒。なるほど。お鍋選びを通して自分の好みを分析しました。
圧はかけたいので、考え方をリセットして臨みたいと思います。