遊びの環境展、手作りおもちゃのご紹介

遊びの環境展では、手作りのおもちゃも少しご紹介します。主におままごとと、赤ちゃんのスペース用です。作るのは、「なにこれ?」「どうやって遊ぶの??」といったものです。その疑問形が子どもの遊びには必要なのではないかなあと思っています。
子どもを楽しませるには子どもが好むことを提供してあげれば良くて、それもいいのですが、大きいエネルギーを持つ子どもが受け身ばかりではもったいないと思うのです。『攻めの遊び』それが遊びの環境展で表現できたらいいなあと思っていることです。疑問を自分で解決したことから湧いてくる喜びとか楽しさ。大人は主導者ではなくて、ちょっとヒントを出したり、子どもがやりたいことをやりやすいように整えてあげる人。そんな遊びのために、シンプルなものをつくりました。

草木染めの羊毛フェルトは、自然から色をとっているせいか、まあなんともおいしそうな色なのです。厚みもしっかりしており、おままごとの素材作りにぴったりだと思います。赤ちゃんのスペースには色のはっきりしたものを用意しましたが、鮮やかな中にも落ち着きのある、草木染めならではの良い色合いです。形を整えるために切り落とした端切れも、集めると青椒肉絲に見えてきて楽しかったので、こちらも出してみようと思います。