個展の図録、そしてアイデアと創造ための指南書『ひらめきスイッチ(相沢康夫・著)』好評発売中。
いよいよ来週16日から相沢康夫創作玩具展〜SKB〜が始まります。会場のお掃除をしたり什器の確認をしたり、新潟巡回・医学町ビル会場を担当するクルテクも準備を進めています。
この個展の見どころをご紹介します。
特別展示・スーパーヴィボメタリック
ネフ社から製品化された代表的な積み木『VIVO』を遊び心かなんなのか、メタリック塗装したものを展示します。光るヴィボ?!
ビッグサイズの→キュービィ、アレーナ、ハニカム、ハニーフラワー、ボーン…
後半のおじさん3部作でもそうなんですが、相沢さんって同じものを大きく、また小さく作りたい衝動があるのでしょうか。有名な積み木のビッグサイズやスモールサイズ、色違いなどご覧いただけます。
S=白コーナー
相沢氏作製品化されていない積み木たち。
たくさんの積み木が製品化されているようですが、その足元には製品化されなかった積み木がまだまだたくさんありました。リンダ、コム、ダン、ラクル、トモエ、フォルモス他、気になります。
相沢氏の原画。
イラストやマンガも描かれる相沢さん。おもちゃの絵にはこだわりと愛が濃厚に詰まっています。この個展のための描き下ろしもあります。ぜひ原画でご覧ください。
製品化されている積み木たち。
ネフ社、ジーナ社、elf社など、こだわりのメーカーが製品化したおなじみの積み木たちも展示します。これらは手に入るものであるのが嬉しいですね。
K=黒コーナー
さて、クロ。黒と言ってもブラックユーモア。オートマタ(からくり人形)をベースにちょっとスパイスを効かせた作品たちです。
B=バカコーナー
顔デカおじさん、顔の小さいおじさんなどのおじさん三部作をはじめ、すみません、尊敬する相沢さんですが思わず「おバカ…?」と言いたくなるような、でもきっと「そうそう、世の中にはこれが足りない!」とも思わされるような脱力系の作品がこちらです。
他、特別展示
『相沢のおもちゃ箱』
『相沢のネフコレクション』
も、限りあるスペースですがなんとか工夫して展示したいと思います。ネフコレクションは、ネフ病の重症患者だった相沢さんが熱に浮かされて集めたレア物揃いです。
相沢さんの制作現場のパネルなんかも貴重ですよ。
これら通常展示に加えて、25日、26日は相沢さんが会場にいらっしゃいます。積み木ショーは必見。相沢さんによるミニガイドツアーや著書へのサイン会、ご本人とお話できる機会もあると思います。クリスマスプレゼント選びもご相談できるかも?!
ぜひ、足をお運びください。お子さん連れはもちろん、ものづくりの方、教育に関わる方などにも広くおすすめしたい企画です。