店の中では毎日子どもさんの「できたよ!」が見られます。
1歳さんが初めてビーズのひも通し「できた!」
ちょっと大きいお姉ちゃんがコルクに板を打って模様作り「できた!」
先日のアレッサンドラさんのワークでは、子どもの様子を見逃さないように目をこらしていたアレッサンドラさんの姿が印象的でした。子どもがやりたがっているその時、困難を感じたとき、乗り越えたとき、さらに先に進もうとしたとき、キャッチし、必要なものを手渡し、共感し励まして、最後の「できたよ」だけではなく、途中で起きた小さな小さな「できた」を一つずつ大切にされていました。
「できた!」の共有が子育ての醍醐味かなあと、店のサンプルにはそんな願いをちょっと盛り込んでいます。初めておもちゃを選んでみようかしらとご覧になるときは、きっとおもちゃの棚よりお子さんをご覧になっている方がおもしろいものがたくさん見られる気がします。「これはどう?」「こうやるんだよ」をおさえて、「さあ、どう出るか?!」って見ていると本当におもしろいです。最初は玄関にそろえた靴に突進して靴にしか興味がないかもしれません。興奮しておもちゃを端から払いのけるかもしれません。そろそろやらせたいと思っていたことに全く興味を示してくれないことも日常的。口に運ぶばかりで目が離せない!これもわりと通常。テレビやスマホはそんな行動を封じる力を持っていると思います。大事な切り札として持っていても良いカードだと思います。
その中で「できた!」の瞬間は親子共に本当に嬉しいことなんですよね。一つでもそんな機会が増えたら何より。そう考えています。クルテクのおもちゃはテレビやスマホの代わりにはならないかもしれませんが、「できた」が見つかる、かもしれません。ぜひ探してみてくださいね。