子どもと一緒に覚えたい名前
子どもと一緒に覚えたい名前のシリーズは、デザインがとても美しく、また日常子どもと過ごす中で話題にしたい知識が掲載されていて、無理なく身近な事象に触れることのできる書籍です。図鑑ほどは大きさや厚みはなく、各テーマに掲載されている品目は絞られ、一つ一つに深く切り込んでいます。生活に根ざした情報に出会うことができます。
これまで、当たり前のように身の回りにあったものに、その理由や特徴があることを知ることで、まだ知らないものにも関心を持つきっかけとなるでしょう。知識と、その知識をどう使うかを、アートとしても優れたイラストや写真と共に自然に身に着けていきます。
道草の名前
雑草に詳しい農学博士の稲垣先生監修、ボタニカルアートの加古川利彦さんが描いた道草ビジュアル図鑑です。タンポポ、シロツメクサといったメジャーな草花から見たことはあるけれど名前が分からない雑草まで、親子に知ってほしい道草を1つずつ丁寧に、花、葉、茎、種、生え方、その草花を使った子どもへの遊び方と、似た植物までイラストと写真で紹介。手触りがザラッとして、キレイな上製本で思わず本棚にディスプレイしたくなる1冊です。学術レベルでも絵画レベルでも使えるボタニカルアートと、普段から学生や子どもたちに教えている先生ならではの解説が分かりやすいのが特徴。数多くというよりも、1つ1つをディープに紹介しています。大人の自然観察の趣味の本としてもいいですが、子どもにも教えてあげたい内容ばかり。ネイチャーガイドさん、インタープリターさんにぜひおすすめです。(出版元サイトより)